
訪問で施術を受けることは決まったものの、当日は何を用意すればいいのか、家族が立ち会うべきなのか、部屋はどう整えておけばいいのか。はじめてだと、こまかなところが気になるものです。結論からお伝えすると、特別な準備はほとんどいりません。横になれる場所と楽な服装があれば、あとは施術者が伺うのを待つだけです。この記事では、当日までの用意から服装、立ち会い、初回の流れまで、順を追って説明します。
要点から。当日にご家庭で必要なものは、横になれる場所、楽な服装、飲んでいるお薬の情報くらいです。鍼やお灸、タオルといった道具は、国家資格をもつ施術者がすべて持参します。ご家族の立ち会いは必須ではありませんが、初回は同席いただけると体の様子やお薬のことを伝えやすく安心です。1回の所要時間は20〜30分ほどが目安。費用は医療保険で計算し、1回3,950円、1割負担の方で約395円です。体調がすぐれない日は無理をせず、日程を変えていただいて構いません。
当日までに用意しておくものは?
まずお伝えしたいのは、施術のために買いそろえておくものはほぼ何もない、ということです。鍼やお灸、消毒用の物品、タオルなどはすべて施術者が持参します。ご家庭で新しく何かを準備したり、事前に道具をそろえたりする必要はありません。ふだんどおりの暮らしのなかへ施術者が伺う、というくらいの気持ちで迎えていただけます。
しいて挙げるなら、飲んでいるお薬の情報だけは手元にあると助かります。お薬手帳があればそのまま見せていただくのが確実です。手帳が見当たらなくても、思い当たる範囲でお話しいただければ構いません。保険を使うための医師の同意書についても、手続きの段取りはこちらでお手伝いしますので、書類を先に整えておく必要はありません。
施術を受ける場所はどこがいい?
施術は、ふだん使っている布団やベッドの上で受けられます。そのために新しい寝具を用意する必要はありません。横になるのがむずかしい方は、椅子に座ったまま、あるいは寝たままの姿勢でも受けられますので、その方にとって楽な体勢に合わせて進めます。無理に起き上がっていただく必要はありません。
必要なのは、体を少し動かしたり着替えたりできるだけのスペースです。布団やベッドのまわりを、無理のない程度に片づけていただけると進めやすくなりますが、きれいに整えておかなければ受けられない、ということはありません。散らかっているのが気になる、という方も、そのままで大丈夫です。
どんな服装で受ければいい?
服装は、ふだん着ている楽なもので構いません。腕や足に施術をすることが多いので、そで口やすそがゆったりして、まくりやすいものだと動きやすいでしょう。前もって着替えを用意していただく必要はなく、必要な場合はその場で施術者が支えていきます。
しめつけの強い服より、ゆるやかな服のほうが、施術中も体が楽に過ごせます。冬場に厚着をしている場合も、腕や足のところだけ整えられれば十分ですので、全身を着替える必要はありません。「これで大丈夫かな」と迷ったら、伺った際にお尋ねください。
家族の立ち会いは必要?
ご家族が必ず立ち会わなければならない、ということはありません。ご本人お一人でも施術は受けられます。ただ、はじめのうちは、ご家族に同席いただけると安心なことも多いものです。ふだんの体の様子や、気をつけてほしいこと、飲んでいるお薬のことなどをそばから補っていただけると、より安全にケアを進められます。
「このごろ食が細い」「夜中に足がつるようだ」といった、ご本人が言い忘れがちなことを、日ごろ見ているご家族が伝えてくださると助かります。施術中ずっと付き添っていただく必要はなく、はじめと終わりに少しお話しできれば十分です。慣れてきたら、ご家族が外出されている時間に伺う形でも問題ありません。
はじめての日はどんな流れで進む?
はじめて伺う日は、いきなり施術に入るのではなく、まず体の状態やお困りごと、これまでの病気やお薬のことをうかがいます。どこがどう痛むのか、いつから気になっているのか、日々の暮らしで何がしづらいのか。こうしたお話が、その方に合ったケアを組み立てる土台になります。
そのうえで、その日の体調に合わせて施術を行います。体位を変えたり様子を確かめたりしながら、無理のない範囲で進めます。終わったあとは、その日の体の様子や次回の目安をお伝えします。2回目からは、状態の確認から施術まで、より短い流れで進みますので、気になることがあればその場で遠慮なくお尋ねください。
1回にかかる時間の目安は?
1回の施術にかかる時間は、おおむね20〜30分が目安です。はじめての日は、体の状態やお薬のことをうかがう時間が加わるぶん、これより少し長くなることがあります。逆に、その日の体調によっては短めに切り上げることもあり、時間はあくまで目安と考えていただければと思います。
短いと感じられるかもしれませんが、体への負担を考えると、この程度の時間が心地よく続けやすいものです。長く受けたから効くというものでもなく、感じ方には個人差があります。回を重ねながら、その方に合った頻度や進め方を一緒に整えていきます。
体調がすぐれない日はどうする?
その日の体調が思わしくないときは、無理をなさらないでください。分かった時点でご連絡いただければ、短めに切り上げる、日をあらためるといった調整ができます。当日のキャンセルでも構いませんので、遠慮なくお伝えください。
熱がある、いつもと様子が違うといった日は、施術を控えたほうがよいこともあります。伺う前でも、当日のことで気になる点があれば確認していただけます。ご本人やご家族の判断で「今日はやめておきたい」と思われたときも、そのままお伝えいただいて問題ありません。
プライバシーと衛生への配慮は?
体をあまり見られたくない、部屋を見られるのが気になる、ペットがいる、といったことも、遠慮なくお伝えください。体を見られることに抵抗がある方には、タオルで隠しながら進めるなど、その方が安心できる形で対応します。お部屋のことを気にされる必要もありません。
衛生面では、鍼は一度使ったら廃棄する使い捨てのものを用い、施術の前後には手指やお肌の消毒を行います。使い終えた物品は施術者が持ち帰りますので、ご家庭にゴミが残ることもありません。動物が苦手というわけではありませんので、ペットがいても問題ありません。
当日から保険で受けられる?費用はいくら?
施術は国家資格をもつはり師・きゅう師が伺い、医師の同意にもとづく医療保険でケアを行います。保険を使うには医師の同意書が必要で、その手続きはのびのびがお手伝いしますので、初回までに書類がそろっていなくても相談から始められます。対応エリアは大阪府の豊中市・吹田市・茨木市・箕面市・摂津市・池田市、大阪市の淀川区・東淀川区・都島区・北区・旭区、兵庫県の尼崎市・伊丹市です。
費用は医療保険で計算し、1回の施術で総額3,950円、自己負担は1割の方で約395円、2割で約790円、3割で約1,185円が目安です。別途の出張費(出張料・交通費)はかからず、エリア内はどこでも同額です。この費用は介護保険の区分支給限度額とは別枠なので、限度額を気にせず利用できます。お支払いは月ごとにまとめてで、毎回、施術内容がわかる明細をお渡しし、内訳はあとからでも確認できます。
よくある質問
当日は何を準備すればいいですか?
特別な準備はほとんど要りません。横になれる場所か、座ったまま受けられる椅子があれば施術できます。鍼やお灸、タオルなどの道具はすべて施術者が持参しますので、ご家庭でそろえていただくものはありません。
家族は必ず立ち会わないといけませんか?
立ち会いは必須ではなく、ご本人お一人でも施術は受けられます。ただ初回は、体の様子やお薬のことを伝えやすいので、ご家族に同席いただけると安心です。慣れてきたら外出中の時間に伺う形でも問題ありません。
どんな服装で受ければいいですか?
ふだん着ている楽な服で大丈夫です。腕や足をまくりやすい、ゆったりしたものだと動きやすいでしょう。着替えが必要な場合も、事前に用意する必要はなく、その場で施術者が支えます。
1回にどれくらい時間がかかりますか?
おおむね20〜30分が目安です。はじめての日は、体の状態やお薬のことをうかがうぶん少し長くなることがあります。その日の体調に合わせて、短めに調整することもできます。
寝たきりでも受けられますか?
布団やベッドで寝たままの姿勢でも受けられます。起き上がるのがむずかしい方には、その姿勢のまま無理のない範囲で施術します。椅子に座ったままでも受けられますので、楽な体勢に合わせて進めます。
当日、体調が悪くなったら変更できますか?
体調がすぐれない日は無理をなさらず、分かった時点でご連絡いただければ大丈夫です。短めに切り上げる、日をあらためるといった調整ができますので、当日のキャンセルでも遠慮なくお伝えください。
当日から保険で受けられますか?費用はいくらですか?
医師が必要と認め、通院がむずかしい場合に医療保険の対象となります。同意書の段取りはこちらでお手伝いします。費用は1回3,950円、1割負担で約395円が目安で、別途の出張費はかからずエリア内は同額です。効果の感じ方には個人差があります。


