
医師の同意にもとづく医療保険で、はり師・きゅう師の国家資格者が伺い、機能訓練も追加料金なく組み合わせます。かかる費用は1種類で総額3,950円、自己負担は1割の方で約395円ほど。介護保険の限度額とも別枠です。傷の腫れや発熱、痛みの急な悪化など気になる変化があるときは、まず退院した病院や主治医に相談を。状態が落ち着いてから、無理のないペースで回復を後押しします。たとえば週1回うかがう場合、ひと月の自己負担はおよそ1,580円(1割の方)が目安です。 施術は大阪府・兵庫県の対応エリアで、ご自宅にうかがって、はり・きゅう・マッサージを行います。入院を終えて、ようやく家に戻れた。ほっとする一方で、体力が落ちている、思うように動けない、家での生活がうまくいくか不安、という声をよくいただきます。退院直後は、体も暮らしも、大きく変わる時期です。のびのび訪問施術院では、通院の負担が大きい方のご自宅を訪ね、はりとお灸でお体を支えています。ここでは、退院して家に戻った時期を支える、訪問という選択肢についてお伝えします。
要点から。退院後の体の回復を支えるケアとして伺えます。主治医の方針を確認しながら進めます。
退院直後に、起こりやすいこと
入院中は、どうしても体を動かす機会がへり、筋力や体力が落ちてしまいがちです。安静に過ごした日数が長いほど、その影響は大きくなります。退院して家に戻ると、入院前は当たり前にできていたことが、思うようにできなくなっていることに気づく方も多いものです。
ベッドから立ち上がる、トイレまで歩く、玄関の上がりかまちをまたぐ、階段を上る、といった動作がつらくなったり、体のこわばりや痛みが出たりすることもあります。食欲が戻らず、日中もうとうと過ごしてしまう、といった声も少なくありません。この時期にどう過ごすかが、その後の回復に大きく関わってきます。
その前に。退院後、こんな変化があれば主治医へ
退院後は、体の状態がまだ落ち着いていないこともあります。退院前に説明された症状のほかに、傷のあたりが赤く腫れてきた、熱が続く、痛みが急に強くなった、息苦しさやめまいが出た、といった気になる変化があるときは、まず退院した病院や主治医に相談してください。鍼灸は、状態が落ち着いたうえで、体力の回復やこわばりの緩和を、できる範囲で支えるものです。
退院直後の訪問では、施術者はどこを確かめるのか
退院直後に伺ったときは、今どのくらい動けるか、どこに痛みやこわばりがあるか、入院前と比べてどう変わったか、退院時にどんな指示を受けているかを、ていねいにうかがいます。ベッドから起き上がる、部屋の中を移動する、といった実際の動きも見せていただき、どこに力が入りにくいか、どの動作で痛みが出るかを確かめます。手術を受けた方なら、傷の様子や動かしてよい範囲を退院時に説明されているはずですので、その内容も教えてください。
この時期は無理が禁物です。今の状態に合わせて、どこから体を整えていくとよいかを慎重に見きわめていきます。
落ちた体力を取り戻すのに、鍼灸と機能訓練はどう働くか
鍼やお灸には、こわばった筋肉を和らげ、血のめぐりを促し、痛みを軽くする働きが期待できます。のびのびでは、これに、落ちた筋力を少しずつ取り戻す機能訓練や、関節を動かす手技を、追加の料金なく組み合わせています。たとえば、座ったままの足の運動や立ち座りの練習など、退院直後の体に無理のない動きから始めます。
急に負荷をかけるとかえって体の負担になりますので、その日の体調や痛みの様子を聞きながら、少しずつ量を調整していきます。あくまでその方のペースに合わせて、動く力を取り戻せるよう支えます。
退院後の暮らしを、チームで支える
退院後の在宅生活は、多くの専門職が関わって支えます。主治医や訪問看護、訪問リハビリ、ケアマネジャー、ご家族。
鍼灸も、その中の一つとして、体力の回復やこわばりの緩和という面から役割を担います。退院時の情報を共有しながら、みんなで同じ方向を向いて、家での暮らしが軌道に乗るよう支えていきます。
退院したばかりで通院がつらいときこそ、家に来てもらう
退院直後は体力が落ちていて、通院そのものが大きな負担になる時期です。せっかく家に戻れたのに、また通院で疲れてしまっては、回復の妨げにもなりかねません。訪問なら、その移動がまるごと要りません。
住み慣れた家で、いつもの場所のまま施術を受けられるので、道中で体力を消耗することなく回復に専念できます。家に戻った直後の心細い時期を、そばで支えられるのも訪問ならではです。
退院後に受け始めた方の声
退院後に施術を受け始めた方から、「痛みが和らいで、体が動かしやすくなった」「夜眠れるようになった」といったお声をいただくことがあります。体が動きやすくなると、家での暮らしへの不安も少しずつほどけていくようです。家に来てもらえるので通院の負担なく続けられるのも助かる、という声もいただきます(変化の感じ方には個人差があります)。
退院後の家での過ごし方で、回復を助けるには
施術のほかに、日々の過ごし方も回復を後押しします。退院時に受けた指示を守る、無理のない程度に体を動かす、栄養と水分をしっかりとる、休むときはしっかり休む、転ばないように家の中を整える。とくに退院直後は足元が弱っていますので、動線に手すりがあると安心です。
日中に少し体を起こして過ごす時間をつくると、昼夜のリズムも整いやすくなります。焦らず、少しずつ生活の調子を取り戻していくことが大事になります。気になることがあれば、主治医や訪問看護に遠慮なく相談してください。
退院時の情報を、支える人みんなで
退院のときには、入院中の経過やこれからの注意点について、病院から説明や書類が渡されることが多いものです。こうした情報は、在宅を支えるみんなで共有しておくことが大切です。
主治医や訪問看護、ケアマネジャー、そして私たちのような施術者が、同じ情報をもとに歩調を合わせることで、より安全にケアを進められます。退院時にどんな指示を受けているか、訪問の際にもお聞かせいただけると助かります。
生活のリズムを、少しずつ取り戻す
退院直後は、入院中とは生活のリズムが大きく変わります。起きる時間や食事、体を動かす時間を、少しずつ元の暮らしに近づけていくことが回復の助けになります。はじめから完璧を目指さなくてかまいません。
朝は決まった時間に起きる、といった小さなことから整えていきましょう。無理のないリズムづくりを、体の様子を見ながら一緒に考えます。
焦らず、その方のペースで
退院直後は、早く元どおりになりたいと焦る気持ちが出やすい時期です。ですが、無理をして体を痛めては、かえって回復が遠のいてしまいます。大切なのは、その方のペースで、一歩ずつ進むことです。
定期的に体を見てもらい、こわばりを和らげ、動く力を少しずつ取り戻していく。そうした積み重ねが、家での暮らしを取り戻す支えになります。
よくある質問
退院したばかりでも受けられますか?
退院後の体の回復を支えるケアとして伺えます。主治医の方針を確認しながら進めます。
退院後にリハビリと一緒に受けられますか?
はい。リハビリに取って代わるものではなく、まわりの筋肉を和らげ動かしやすさを支えます。
退院後いつから始められますか?
退院後の状態によります。まずご相談いただければ、始める時期の目安をお伝えします。
退院直後でも保険で受けられますか?
退院後の慢性的な痛み・こわばり・まひについて医師が必要と認め、通院がむずかしければ対象になる場合があります。