立ちくらみ・起立性低血圧でふらつく方へ|立ち上がりのふらつきと在宅でのケア

立ち上がった瞬間に、ふらっとする、目の前が暗くなる、しばらくフラフラする。立ち上がったときに血圧がうまく保てないことで起こるもので、転倒につながる心配があります。原因の見きわめとお薬の調整は医師の役割ですが、体のめぐりを整え、こわばりを和らげ、安全な動き方を身につける部分は、ご自宅にうかがう鍼灸・マッサージでお手伝いできます。

この記事のポイント

原因の見きわめとお薬の調整は医師の役割です。ただ、体のめぐりを整え、こわばりを和らげ、安全な動き方を身につけることは、訪問鍼灸マッサージがお手伝いできます。医師が施術を必要と認め、通院がむずかしい状態なら、はり・きゅうの医療保険の対象になる場合があります。強いふらつきや失神、頭痛・胸の症状をともなうときは、まず医療機関を受診してください。

立ち上がりのふらつきは、なぜ起こる

立ちくらみの多くは、起立性低血圧といって、寝た姿勢や座った姿勢から立ち上がったときに、血圧を保つはたらきが追いつかず、一時的に脳への血のめぐりが減ることで起こります。高齢になると起こりやすく、お薬の影響、水分の不足、長く寝ていたあとなどでも強まります。ふらついて転ぶと、骨折やその後の動けない生活につながりかねません。まずは、原因や背景を医師に診てもらうことが肝心です。

こんなときは、先に医療機関へ

立ちくらみとともに、意識が遠のく・失神する、強い頭痛や胸の痛み・動悸をともなう、ろれつが回らない・手足に力が入らない、たびたび繰り返す。このようなときは、心臓や脳、お薬などが関わる、急いで診てもらうべき状態のことがあります。まず医療機関を受診してください。鍼灸は、こうした急を要するサインがないことを確かめたうえで、体を整える立場でお手伝いをします。

血圧の調整は、医師の領域です

立ちくらみの背景には、飲んでいるお薬の影響や、血圧・心臓の状態が関わっていることがあります。お薬の見直しや、血圧のコントロールは医師の役割です。訪問鍼灸マッサージは、これに代わるものではありません。まずは主治医に相談し、原因に応じた対応を受けたうえで、体の面からの支えとして、鍼灸のケアを組み合わせていくのがよいと考えます。

鍼灸・手技でできること

はりやお灸、手技では、体のめぐりを整え、筋肉のこわばりを和らげるケアを行います。とくに、長く動かずにいて足の筋肉が落ちると、血液を心臓に押し戻す力が弱まり、立ちくらみが起こりやすくなります。ふくらはぎなど足の筋肉を保つケアは、この点で助けになります。めぐりが整うことで、立ち上がりのつらさが和らいだと話される方もいます。感じ方には個人差があります。体調に合わせて、できる範囲で行います。

安全な立ち上がり方を身につける

立ちくらみによる転倒を防ぐには、動き方のコツも役立ちます。急に立ち上がらず、いったん座って一呼吸おく、足首を動かしてから立つ、立ってすぐ歩き出さない。こうした一つひとつが、ふらつきを防ぎます。トイレや起床時など、立ちくらみの起こりやすい場面では、つかまれる場所を用意しておくと安心です。うかがうたびに、その方の生活に合わせた安全な動き方を、ご家族とも共有しながらお伝えします。

季節や入浴のときにも気をつけて

立ちくらみは、季節や場面によっても起こりやすさが変わります。暑い時期は汗で水分が減り、めぐりが落ちやすくなります。入浴で体が温まったあとや、湯船から立ち上がるときも、血圧が下がってふらつきやすい場面です。トイレのあと、朝起きたときも要注意です。こうしたときは、急に立たず、いったん動作を止めて一呼吸おくことが役立ちます。危ないと感じる場面を、ご本人・ご家族と一緒に洗い出し、その場面ごとの気をつけ方をお伝えします。

水分・生活のリズムも整える

水分が足りないと、立ちくらみは起こりやすくなります。医師から水分や塩分について指示がある場合は、それに従いましょう。日中に体を少し動かす、長く寝すぎない、といった生活のリズムも関わります。寝たきりに近い方でも、足の関節を動かす、体の向きを変えるといったケアで、めぐりを保つ助けになります。その方の状態に合わせて、無理のない程度に整えていきます。

ご家族が見守るときのポイント

立ちくらみは、その場に居合わせたご家族の対応で、けがを防げることがあります。ふらついたときは、あわてて引き起こさず、しゃがむ・座る・横になるなど、まず低い姿勢で安全を確保します。顔色が悪い、汗をかいている、意識がはっきりしないといったときは、無理に立たせず、様子を見て、必要なら医療機関に連絡します。どんな場面で起こりやすいか、起きたときにどうするかを、ご家族とも共有しておくと安心です。うかがうたびに、その方に合った見守りのコツもお伝えします。

気になる費用のこと

立ちくらみにともなう体の不調や、めぐり・こわばりからくる痛みについて、医師が鍼やお灸を必要と認め、通院がむずかしい状態であれば、はり・きゅうの医療保険が使える場合があります。1回の総額は3,950円で、自己負担は負担割合に応じた分だけです。1割の方でおよそ395円が目安です。特別な割引ではなく、公的な医療保険にもとづく正規の料金です。対応エリア内であれば出張費は別にかからず、集金は月ごとにまとめて行い、その月の施術の内訳がわかる明細をお渡しします。何にいくらかかるのかは「料金のページ」で細かく書いています。

受けはじめるまでの流れ

はじめに、お電話などで、立ちくらみの起こる場面や頻度、転倒の有無、飲んでいるお薬、通院の状況をお聞かせください。医師の診断や指示をふまえ、体を整える面で鍼灸にできることをご説明します。強い症状があるときは、受診を先におすすめすることもあります。まずは一度、お話をお聞かせください。どう進むのかは「初めての方へ|申し込みから施術までの流れ」で詳しくご紹介しています。

よくある質問

立ちくらみは鍼灸で治りますか?
立ちくらみそのものを治すものではありません。原因への対応は医師の役割です。体のめぐりやこわばり、足の筋肉を整えることで、起こりにくい体づくりを支える位置づけです。

血圧の薬を飲んでいても受けられますか?
はい。お薬の調整は医師の役割ですが、体のケアは並行して受けられます。飲んでいるお薬を教えてください。

転びやすくて心配です
安全な立ち上がり方や、家の中での工夫もお伝えします。足の筋肉を保つことは、ふらつきや転倒を防ぐ助けになります。

寝たきりでも受けられますか?
はい。ベッドの上で、足の関節を動かしたりめぐりをうながしたりするケアができます。刺激も体調に合わせて調整します。

費用は1回いくらですか?
1回の総額は3,950円で、自己負担は負担割合に応じた分だけです。1割の方でおよそ395円が目安になります。対応エリア内であれば出張費は別にかかりません。

どのあたりまで来てもらえますか?
豊中・吹田・茨木・箕面・摂津・池田、尼崎・伊丹、大阪市の淀川区・東淀川区・都島区・北区・旭区にうかがっています。

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