施術中に急な体調変化があったら?|訪問鍼灸マッサージの安全への配慮と連絡体制

訪問鍼灸マッサージを頼みたいけれど、施術のときにもし急に具合が悪くなったらどうなるのか、ちゃんと対応してもらえるのか。ご高齢の方や持病のある方、そのご家族にとって、気になる点です。ここでは、のびのびがどんな備えをしていて、いざというときにどう動くのかをお伝えします。

この記事のポイント

のびのびでは、施術の前後に体調を確かめ、無理のない程度に施術を行い、急な変化があったときはすぐに施術を中止して、必要に応じて主治医や救急につなぐ、といった安全への配慮をしています。保険で受けられる場合、自己負担は1割の方で1回およそ395円(総額3,950円)が目安です。

施術の前後に、体調を確かめます

うかがったときは、いきなり施術を始めるのではなく、まず、その日の体調や気になる点をお聞きし、顔色や様子を確かめます。「今日は少しだるい」「血圧が高めだった」といったことがあれば、それに合わせて施術の内容や強さを加減します。体調がすぐれないときは、無理に施術をせず、軽くとどめる、あるいは日を改める、という判断もします。その日の体に合わせることを、何より大切にしています。大雨や停電で訪問を休むときの連絡については、「停電・大雨のときの在宅療養と訪問の休止」で書いています。

無理のない範囲で、安全に行います

施術は、体に負担をかけない、やさしい範囲で行うことを基本にしています。強い刺激で無理に何かを変えようとはしません。とくに、ご高齢の方や持病のある方には、体の状態をこまめに確かめながら、慎重に進めます。「気分はどうですか」「痛くないですか」と声をかけながら行うので、少しでも異変を感じたら、すぐに教えていただけます。安全を第一に、心地よいと感じられる範囲で受けていただきます。

急な変化があれば、すぐ中止して対応します

施術中に、気分が悪くなった、強い痛みが出た、いつもと違う様子がみられた、といったときは、すぐに施術を中止します。そのうえで、様子を確かめ、必要に応じて主治医や医療機関、救急に連絡するなど、状況に応じた対応をとります。あらかじめ、緊急時の連絡先やかかりつけ医をうかがっておくことで、いざというときにスムーズに動けるようにしています。備えておくことが、安心につながると思っています。

その日は見送ったほうがよいとき

次のようなときは、施術を見送るか、ごく軽くとどめる判断をします。熱があるとき。いつもと違う強い痛みが出ているとき。転んだあとで、まだ医療機関にかかっていないとき。食事がとれていない日が続いているとき。息が苦しそうなとき。

「せっかく来てもらったのに」と気をつかわれる方もいますが、その日の体に合わないことを無理に行っても、いいことはありません。体調が戻ってから、また始めればよいことです。予定を動かしたいときの連絡については、「予約のキャンセル・日程変更をしたいとき|訪問鍼灸」をご覧ください。

ご本人が「今日はやめておきたい」と言われたときも、理由をうかがったうえで、その気持ちを尊重します。言い出しにくい方もいますので、こちらからも様子を見て声をかけるようにしています。

持病やお薬のことを、うかがっておきます

安全に施術を行うために、始めるときに、持病やお薬、これまでの大きな病気やけがについてうかがっておきます。血をさらさらにするお薬を飲んでいる方や、ペースメーカーをつけている方など、施術のうえで配慮が必要な場合があるためです。うかがった情報は、その方に合った安全な施術のために大切に扱います。気になることや、体調の変化があったときは、そのつど教えていただければ、対応に活かせます。

ご家族の連絡先も、共有しておきます

ひとり暮らしの方や、ご家族が離れて暮らしている場合は、あらかじめご家族の連絡先をうかがっておきます。急な体調変化があったときに、ご家族にもすぐお知らせできるようにするためです。誰に、どんなときに連絡するのがよいか、ご家庭のご希望に合わせて決めておきます。いざというときに、あわてずに動ける備えをしておくことは、ご本人にとってもご家族にとっても、安心の土台になります。

ふだんの体調管理も、一緒に見守ります

急な変化に備えるだけでなく、ふだんの体調の様子を続けて見守ることも、安全につながります。毎回同じ担当者が伺うことで、「最近少し元気がない」「むくみが強くなってきた」といった小さな変化に気づきやすくなります。気になる様子があれば、早めに受診をおすすめすることもあります。体を整えるだけでなく、体調のサインを一緒に見守る目を、一つ増やすつもりで関わっています。

施術のあとに変化を感じたとき

その日の夜や翌日に、だるさが出た、眠気が強かった、さわったところが少し重く感じた。そうした変化を感じる方がいます。多くは数日でおさまりますが、気になるときは次の回に必ずお伝えください。力の加減や施術の時間、うかがう間隔を調整します。

熱が出た、強い痛みが続く、ふだんと違う様子が続く、といったときは、次の回を待たずに主治医へご相談ください。あわせて当院にもお知らせいただければ、そのあとの進め方を一緒に考えます。連絡の取り方や、ご家族・主治医との情報の共有については、「訪問時の様子はどう伝わる?家族や医師との情報共有のしくみ」で詳しくご紹介しています。

料金と保険について

医師が必要と認め通院が難しいと判断されれば、はり・きゅうに医療保険を使えます。自己負担の目安は、1割の方でおよそ1回395円、2割で790円(施術総額3,950円に対する割合分)です。体調を確かめたり、緊急時の備えを整えたりすることに、別途の費用はかかりません。集金はひと月ごとにまとめ、その月の回数と内容がわかる明細をお渡しします。安心して受けられる環境そのものを、大切に考えています。

不安な点は、始める前に確かめて

「もしものときが心配」という気持ちは、とても自然なことです。どんな備えをしているか、急なときにどう動くか、といったことは、始める前に何でもお尋ねください。あらかじめ知っておくことで、安心して受けていただけます。ご本人だけでなく、ご家族からのご質問も歓迎します。不安を一つずつ解消してから始めることが、長く安心して続けるうえで大切だと考えます。

ご本人の「いつもと違う」も、大切な情報

急な変化に早く気づくには、ご本人やご家族の「なんとなくいつもと違う」という感覚が、とても役立ちます。食欲がない、眠れていない、いつもより元気がない。そうした小さな気づきを教えていただければ、その日の施術に反映し、必要なら受診をおすすめします。体の異変は、数字よりも先に、身近な人の直感にあらわれることがあります。気になったことは、遠慮なくお知らせください。

始めるまでの流れ

はじめに、お電話などで、体の困りごとや、持病・お薬のこと、安全面で不安な点をお聞かせください。体調の確かめ方や、急なときの対応についてご説明し、緊急時の連絡先などもうかがっておきます。まずはお気軽にご相談ください。

よくある質問

施術中に具合が悪くなったらどうなりますか?
すぐに施術を中止し、様子を確かめて、必要に応じて主治医や医療機関、救急に連絡します。あらかじめ連絡先をうかがっておき、いざというときに動けるようにしています。

持病があっても受けられますか?
持病やお薬のことをうかがい、配慮しながら安全に進めます。血をさらさらにする薬やペースメーカーなど、気になることはお知らせください。

ひとり暮らしでも安心ですか?
はい。あらかじめご家族の連絡先をうかがっておき、急なときにお知らせできるようにします。ふだんの体調も続けて見守ります。

安全のための費用はかかりますか?
いいえ。体調確認や連絡体制のために追加の費用をいただくことはありません。

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