
箕面市で、パーキンソン病による動作の遅さや手足のこわばり、歩き出しにくさに向き合っているご本人・ご家族へ。動きに日や時間の波があると、通院そのものが重い負担になりがちです。診断やお薬の調整は神経内科などの主治医が受け持ちますが、それにともなって固くなる筋肉を和らげ、動ける範囲を保つ手助けは、訪問の鍼灸マッサージが自宅で行えます。ここでは、鍼灸にできること・できないこと、対応エリア、費用の目安を整理してお伝えします。
この記事のポイント
パーキンソン病の診断・進行への治療やお薬の調整は主治医の役割で、鍼灸が病気そのものを治すものではありません。効き方には個人差もあります。そのうえで鍼灸は、こわばった筋肉を和らげて血のめぐりをうながし、動ける範囲を保つ機能訓練を組み合わせ、こわばり由来の痛みをやわらげる補助を担います。これらに追加の料金はかかりません。医師が必要と認め通院がむずかしければ医療保険で受けられ、自己負担は1割の方で1回およそ395円(総額3,950円)。無理な強い刺激はせず、その日の体調やお薬の波に合わせて加減します。
パーキンソン病の「動きにくさ」と在宅でのケア
箕面市では、如意谷や粟生間谷、彩都など市内の各地へうかがっています。健脚の頃は苦にならなかった玄関先の数歩が、パーキンソン病の進行とともに大きな壁になります。歩き出しの一歩がすくんで足が床に張りつく、前傾姿勢のまま前へつんのめる、止まりたいのに止まれない。外出そのものが不安になり、気づけば家の中で過ごす時間ばかりが増えていく。そんなお声を、箕面市内のご家庭でよく伺います。
のびのび訪問施術院は、こうした「通うのがつらい」方のもとへ伺う訪問専門の施術院です。阪急箕面線の箕面・牧落・桜井の周辺はもちろん、2024年に延伸開業した北大阪急行の箕面萱野・箕面船場阪大前の駅前エリア、そして小野原や船場、萱野といった住宅地まで、市内を車でお伺いします。玄関先の段差や普段の動線まで含めて、暮らしの現場で身体をみられるのが在宅ケアの利点です。
固縮・振戦・無動|症状の波に合わせる施術
パーキンソン病の身体には、いくつもの変化が同時に現れます。関節や筋肉がこわばって曲げ伸ばししにくい固縮、じっとしているときに手足が細かく震える振戦、動作がゆっくりになり動き出せなくなる無動・寡動、そしてバランスを崩しやすくなる姿勢反射障害。加えて、朝は比較的動けても夕方には身体が思うように動かない、といった日内変動(オン・オフ)の波が、日々の生活リズムを揺らします。
訪問では、こわばった筋肉をゆるめて可動域を広げるマッサージや、固まりやすい関節を動かす機能訓練を、その日の状態に合わせて組み立てます。オフの時間帯に無理に動かすのではなく、身体がほぐれたところで寝返りや起き上がり、椅子やベッドからの移乗といった、生活に直結する動作を一緒に練習していきます。症状のより詳しい向き合い方は「パーキンソン病のこわばり・ふるえ」でもお伝えしています。
服薬時間に合わせて伺う、という考え方
パーキンソン病のケアで意外と見落とされがちなのが、訪問する「時間帯」です。お薬が効いているオンの時間は身体が動かしやすく、機能訓練やマッサージの効果も引き出しやすい一方、オフの時間に予定を入れると、身体が重くて施術どころではない、ということが起こります。だからこそ私たちは、服薬のスケジュールを伺ったうえで、その方が一番動きやすい時間に合わせて訪問時間を調整します。
すくみ足による転倒は、パーキンソン病の在宅生活で最も心配な出来事のひとつです。同じ姿勢が続いて筋肉が縮こまる廃用を防ぎ、股関節や足首の動きを保つことは、立ち上がりや歩き出しの安定につながります。病気そのものを治すものではありませんが、動ける身体を少しでも長く保つお手伝いを、継続して続けていくことに意味があると考えています。
ご家族の介助負担を、少しでも軽く
在宅でパーキンソン病の方を支えるご家族には、寝返りや起き上がりの介助、トイレやお風呂への移乗の付き添いなど、日々の負担が重なります。身体がこわばって力が入りにくい方を支えるのは、介助する側の腰や肩にも大きな負担がかかるものです。動きにくさがあると、家の中の移動ひとつとっても気を張る場面が多くなります。
訪問施術で本人の関節や筋肉の動きが少しでもなめらかになれば、介助そのものが楽になり、ご家族の身体も守られます。施術中はご家族に休んでいただく時間にもなりますし、日々の介助のコツや、段差での身体の支え方についてもその場でお伝えできます。箕面市全域の在宅ケアについては「箕面市の訪問鍼灸マッサージ」もあわせてご覧ください。
料金と保険のこと|まずは気軽に
費用面はどなたも気になるところだと思います。当院は、はり・きゅうを施術のベースにしています。パーキンソン病にともなう痛みやこわばりについて医師が施術を必要と認めた場合に、医療保険(療養費)でうかがいます。1回あたりの総額はおよそ3,950円で、自己負担は1割の方で約395円が目安です。週2回の訪問で1割負担なら、月におよそ3,160円。機能訓練は含み、対応エリア内は出張費もかからず料金は一律です。これらに追加の料金はかかりません。効き方には個人差がありますので、まずは身体の状態をみさせてください。
ご利用には医療保険と医師の同意書が必要ですが、要介護認定は不要です。介護保険の限度額とは別枠なので、デイサービスやヘルパーと組み合わせて併用いただけます(同一部位の医療保険リハビリと鍼灸を同じ月に同時に算定することはできません)。料金の仕組みは「料金はいくら?医療保険の自己負担額と仕組み」で、どこまで伺えるかは「対応エリアはどこまで来てもらえる?」で詳しくご案内しています。
よくある質問
箕面市のどのあたりまで来てもらえますか?
箕面・牧落・桜井から、彩都・小野原・粟生・萱野など箕面市内を広くうかがっています。お住まいの場所によって費用が変わることはありません。詳しい対応範囲は、お問い合わせの際にご確認ください。
鍼灸でパーキンソン病は治りますか?
鍼灸は病気そのものや進行に対する治療ではありません。診断やお薬の調整は主治医の役割です。鍼灸ができるのは、こわばった筋肉を和らげ、動ける範囲を保つ手助けで、効き方には個人差があります。
薬を飲んでいても受けられますか?
はい。服薬のタイミングや量の調整は主治医の役割ですが、体のケアは並行して受けられます。飲んでいるお薬や、効き方の波を教えていただければ、その日の体調に合わせて進めます。
オンオフの変動があり調子の悪い日はどうなりますか?
その日の状態に合わせて、軽めにする・短くする・お休みにするなど調整します。無理に受ける必要はありません。動きやすい時間帯にうかがえるよう、生活のリズムをお聞きしながら時間を決めます。
要介護認定を受けていなくても利用できますか?
利用できます。訪問鍼灸マッサージは医療保険で受けられるため、認定の有無にかかわらず、医師が必要と認め同意書があれば対象になります。手続きはのびのびが段取りします。
費用はいくらかかりますか?
1回の施術は総額3,950円で、自己負担は1割の方でおよそ395円が目安です。医療保険で計算し、介護保険の限度額とは別枠です。別途の出張費はかからず、箕面市内は同額。機能訓練を組み合わせても追加料金はかかりません。
リハビリと一緒に受けられますか?
役割が違うため併用できます。ただし同じ部位で医療保険のリハビリと重なる場合は決まりがあるので、状況をうかがってご案内します。主治医やリハビリの担当とも情報を共有しながら進めます。