
脳梗塞や脳出血のあと、手足の麻痺やこわばりが残り、通院のたびにご本人もご家族も大きな力を使っている、大阪市都島区で、そんな日々を送る方はよくいらっしゃいます。麻痺の回復に向けた治療やリハビリは、病院や主治医が受け持つ土台の部分です。ただ、それに伴って固くなる筋肉のつっぱりや痛みには、ご自宅で受けられる訪問鍼灸という支えの選び方もあります。鍼灸にできること・できないこと、受診の目安、費用の実際を整理してお伝えします。
この記事のポイント
脳梗塞後遺症の診断・お薬・リハビリの方針は主治医が中心です。訪問鍼灸はそれに代わるものではなく、状態が落ち着いた慢性期に、こわばった筋肉を和らげ血のめぐりをうながす補助を担います。医師が必要と認め通院がむずかしい状態なら、医療保険(鍼灸で算定)の対象で、1回は総額3,950円、1割負担の方でおよそ395円が目安です。都島区内のご自宅へうかがい、別途の出張費はかかりません。急な手足の脱力やろれつが回らないなど再発を疑うサインは、まず救急・受診を。
都島区で、退院後の「その先」を支える脳梗塞ケア
脳梗塞で入院し、急性期・回復期のリハビリを終えて、いよいよ自宅へ。ほっとすると同時に、「これから毎日どう体を動かせばいいのか」と不安になるご家庭は少なくありません。大阪市都島区は都島本通や高倉町、善源寺町、大東町のあたりに集合住宅や団地が多く、退院後は自宅で過ごす時間が一気に増える方が目立ちます。のびのび訪問施術院は、そうした在宅移行の時期に国家資格を持つ施術者がご自宅へ伺い、片麻痺やこわばりと付き合いながら暮らしを立て直すお手伝いをしています。
病院のリハビリ室のような設備はなくても、ご本人が毎日を過ごすベッドや居室そのものが、体を保つための場所になります。まずは今の体の状態と、ご家族が困っていることを丁寧に伺うところから始めます。脳梗塞後遺症のケア全体については「脳梗塞・脳出血の後遺症のケア」もあわせてご覧ください。
片麻痺・こわばりを「これ以上固めない」ための機能訓練
脳梗塞の後遺症では、手足の片麻痺やしびれ、時間とともに強まる筋肉のこわばり(痙縮)が起こりやすく、動かさない期間が続くと関節が固まる拘縮へと進みやすくなります。いったん固まった関節はほぐすのに時間がかかり、着替えやおむつ交換といった日々の介助も一段と大変になります。ですから、退院直後から関節可動域を保ち、廃用を防ぐ視点が大切になります。
施術では、麻痺した側の肩や手指、股関節や足首をゆっくり動かして可動域を確かめながら、こわばりの強い部分をマッサージでゆるめ、血行やむくみにも配慮していきます。関節を動かす機能訓練は鍼灸に加えて行うもので、追加料金はいただきません。ただし、これは病気そのものを治すものではなく、効き方には個人差があります。無理に動かすのではなく、その日の体調に合わせて範囲を調整するのが在宅ならではの進め方です。
桜ノ宮・毛馬・友渕、大川沿いの土地柄に合わせて
都島区は大川や淀川に沿ってひらけ、桜ノ宮のあたりや毛馬・友渕の川沿いには大きな団地や高層の集合住宅が並びます。谷町線の都島駅、今里筋線の都島・野江内代、JRの桜ノ宮、そして京橋にも近く、生活の足には恵まれた土地です。それでも、麻痺で歩行が不安定になると、エレベーターや玄関までのわずかな段差、雨の日の外出が大きな壁になります。「通うのが難しくなった」という一点だけで、体を動かす機会が減ってしまうのは惜しいことです。
訪問であれば、その移動の負担をまるごと省けます。網島や高倉町の一戸建てでも、都島本通沿いのマンションでも、ご自宅の玄関を開けていただければそこがケアの場所です。都島区での訪問の考え方は大阪市都島区の訪問鍼灸マッサージ、伺える範囲は「対応エリアはどこまで来てもらえる?」で詳しくご紹介しています。
保険とお金のこと、再発予防の生活リズム
のびのび訪問施術院は、はり・きゅうを施術のベースにしていて、保険はすべて鍼灸で算定します。はり・きゅうの医療保険は神経痛・リウマチ・頸肩腕症候群・五十肩・腰痛症・頸椎捻挫後遺症の6疾病が対象で、麻痺にともなう痛みやしびれについて医師が施術を必要と認めた場合に受けられます。こわばった筋肉をゆるめる手技や機能訓練は、鍼灸に加えて行います。いずれも医師の同意書が必要ですが、要介護認定は不要で、介護保険の限度額とは別枠のため併用できます。なお同一部位について、医療保険のリハビリと同月に同時算定はできません。
費用は1回総額3,950円で、自己負担は1割の方でおよそ395円です。週2回利用された場合、1割の方で月およそ3,160円がめやすになります。エリア内は出張費なし・料金一律です。仕組みの詳しい説明は「料金はいくら?医療保険の自己負担額と仕組み」をご確認ください。再発予防には規則正しい生活リズムや適度な活動が欠かせないと言われますので、施術のリズムを暮らしのペースづくりに役立てていただければと思います。
話しにくさ・飲み込みへの配慮と、ご家族の負担
脳梗塞の後遺症は手足だけにとどまらず、話しにくさや飲み込みのしづらさを伴うこともあります。これらは医師や言語聴覚士など専門職が中心となる領域ですが、施術の場でも、姿勢を安定させたり首や肩まわりの緊張をやわらげたりと、周辺から支える配慮はできます。気になる変化があれば主治医と共有しながら進めます。
そしてもう一つ、見落とされがちなのが介助するご家族の負担です。移乗や着替えのたびに腰を痛める、夜間の対応で眠れない、そうした声を都島区でもよく伺います。ご本人の体が少しでも動かしやすくなれば介助はぐっと楽になりますし、ご家族自身の肩や腰のこわばりについてご相談いただくこともできます。まずはご家庭の状況を教えていただくところから、無理のない形で一緒に考えていきましょう。
よくある質問
都島区のどのあたりまで来てもらえますか?
都島本通・野江内代の周辺から、桜ノ宮、友渕、毛馬、高倉町、内代町など都島区内を広くうかがっています。エリア内は別途の出張費がかからず同じ費用です。詳しい範囲はお問い合わせの際にご確認ください。
脳梗塞の後遺症は鍼灸で治りますか?
後遺症そのものを治すものではありません。鍼灸は、つっぱりやこわばりを和らげ、動きやすさを保つお手伝いをする補助の役割です。変化の度合いには個人差があります。治療とリハビリは主治医のもとで続けてください。
急性期でも受けられますか?
発症してまもない急性期は対象ではありません。診断や治療が優先される時期のため、状態が落ち着いた慢性期からのご利用になります。まずは主治医の治療とリハビリを続けていただき、時期については医療機関にご確認ください。
訪問リハビリと一緒に受けてもいいですか?
はい、並行して受けている方は多くいます。医療保険で行うため、介護保険の限度額とは別枠です。ただし同じ部位について医療保険のリハビリと鍼灸を同時に算定はできない決まりがあるので、関係する医療機関と調整しながら進めます。
再発が心配なときはどうすればいいですか?
急な手足の脱力、ろれつが回らない、顔のゆがみ、強い頭痛などは再発を疑うサインのことがあり、まず救急や医療機関へご連絡ください。鍼灸はこうした急を要する状態には対応せず、落ち着いた状態のときの補助です。
要介護認定がないと利用できませんか?
認定がなくてもご利用いただけます。医師が鍼やお灸を必要と認める同意があれば、医療保険の対象になります。同意書の手続きはのびのびが進めますので、ご負担なく進められます。
寝たきりや車いすでも受けられますか?
受けられます。ベッドや車いすの上で、その方が楽な姿勢のまま施術します。刺激の強さも、その日の体調に合わせて加減します。施設に入っている方への訪問にも対応しています。
費用はどのくらいかかりますか?
1回は総額3,950円で、1割負担の方はおよそ395円が目安です。1割の方で週1回なら月およそ1,580円、週2回なら月およそ3,160円。医療保険で計算するため、介護保険の支給限度額とは別枠です。