あちこち痛い・複数の不調があるとき、どこまでみてもらえる?

腰も膝も痛い、肩がこって足もむくむ。年齢を重ねると、体の不調が一か所とは限らなくなります。どこを一番に相談すればいいのか分からない、全部はみてもらえないのではないか。そんな迷いから、相談そのものをためらってしまう方もいます。訪問での施術は、一か所だけでなく体全体を見て、つらい部分にまとめて手をかけられるのが実際のところです。ただ、保険の使い方には症状に応じた決まりがありますので、そこもあわせてご説明します。

この記事のポイント

困っている不調は、すべてお聞かせください。体全体を見て、その日いちばんつらいところ、根っこになっていそうなところから優先順位をつけて進めます。

高齢になると、不調は一か所とは限りません

年齢を重ねると、腰も膝も痛い、肩がこって足もむくむ、といったように、体のあちこちに不調が重なることは珍しくありません。ひとつの不調をかばううちに、別のところへ負担が移る、ということもあります。

うかがったときは、つらい部分だけを見るのではなく、体全体を見ていきます。どこを一番に相談すればいいか分からない、という段階でも構いません。まずは、気になる不調をすべてお聞かせください。

別々に見える不調が、つながっていることがあります

体の不調は、別々に見えてもつながっていることがよくあります。たとえば、腰の痛みをかばう姿勢が肩や膝の負担になっていたり、足の冷えやむくみが動きにくさにつながっていたり、という具合です。

根っこにある負担をやわらげることで、いくつかの不調がまとめて楽になったと話される方もいます。もちろん、そうならないこともありますし、感じ方には個人差があります。

その日の状態で、優先順位をつけて進めます

複数のつらい部分があるとき、一度にすべてを同じだけケアするのではなく、その日いちばんつらいところ、根っこになっていそうなところから、優先順位をつけて進めます。

今日は腰がとくにつらい、今日は肩を重点的に、といったその日のご希望も大切にします。決まった手順をなぞるのではなく、その日の体の状態とご希望に合わせて、限られた時間を有効に使えるよう組み立てます。

保険の対象には、症状に応じた決まりがあります

気をつけたいのは、保険の使い方に症状に応じた決まりがあることです。はり・きゅうの療養費は、神経痛、リウマチ、頸肩腕症候群、五十肩、腰痛症、頸椎捻挫後遺症といった慢性的な痛みについて医師が必要と認めた場合に、あん摩マッサージ指圧の療養費は、麻痺や関節の動かしにくさなどについて医師が必要と認めた場合に、それぞれ対象となります。のびのび訪問施術院は、はり・きゅうを施術のベースにしていて、保険はすべて鍼灸で算定します。麻痺にともなう肩や腰の痛み、手足のこわばりについては、医師が施術を必要と認めた場合が対象になります。

複数の不調のうち、何が保険の対象になるかは、体の状態や医師の判断によって変わります。分かりにくい部分はていねいにご説明し、無理のない受け方を、ご希望をうかがいながら決めていきます。二つの制度の違いは訪問マッサージと訪問鍼灸の違いのページにまとめています。

こんなときは、先に医療機関へ

いくつもの不調がある中でも、急に強い痛みが出た、しびれや力の入りにくさが広がってきた、発熱をともなう、これまでと明らかに様子が違う。このようなときは、その部分についてまず医師に診てもらうことが大事になります。

訪問での施術は、急を要する原因がないことを前提に、慢性的なつらさをやわらげる立場です。どの不調を先に医療機関へ相談すべきか迷うときも、分かる範囲で目安をお伝えします。

欲張らず、負担にならない範囲で

あちこちつらいと、全部いっぺんに楽にしたいと思うのは自然なことです。ただ、一度に強く刺激しすぎると、かえって体に負担がかかることもあります。

その日は無理のない範囲にとどめ、続けてうかがう中で少しずつ体全体を整えていく。今日は腰が軽くなった、昨日より肩が回る、といった小さな変化を積み重ねていくほうが、いくつもの不調とうまくつきあう近道だと考えています。

気になる費用のこと

複数の不調があっても、保険で受けられる場合の自己負担は、1回の総額3,950円に対して、1割の方でおよそ395円、2割の方で790円が目安です。みる部分が増えても、この負担の目安が大きく変わるわけではありません。

何が保険の対象になるかは体の状態と医師の判断によりますので、始める前に分かりやすくご説明します。お支払いは月ごとにまとめ、その月の施術内容がわかる明細をお渡しします。どんな方が使えるのかは「対象者のページ」で詳しくご紹介しています。

暮らしのしやすさを、全体で支えられれば

体のあちこちの不調は、暮らしのしやすさに直結します。一か所だけでなく体全体を見て、つらさを少しずつやわらげることで、起き上がる、歩く、身のまわりのことをする、といった毎日の動作を支えられればと思っています。

すべてを一度に解決することはできません。それでも、その方が今日は少し楽だったと感じられる時間を積み重ねていくことを大切にしています。

ご利用までの流れ

はじめに、お電話などで、困っている不調をすべてと、通院している医療機関をお聞かせください。体全体を見たうえで、何からどのようにケアするのがよいか、保険の使い方もあわせてご説明します。どう進むのかは「初めての方へ|申し込みから施術までの流れ」で詳しくご紹介しています。

急を要する不調があるときは、受診を先におすすめすることもあります。気になることがあれば、いつでもご連絡ください。

よくある質問

あちこち痛いですが、全部みてもらえますか?
一か所だけでなく、体全体を見て、つらい部分にまとめて手をかけられます。その日の状態で優先順位をつけて進めます。

複数みてもらうと料金は高くなりますか?
みる部分が増えても、保険の自己負担の目安(1回の総額3,950円、1割の方でおよそ395円)が大きく変わるわけではありません。始める前にご説明します。

どの不調を先に相談すればいいですか?
迷うときは、すべてお聞かせください。体全体を見て、根っこになっていそうなところから優先順位を一緒に考えます。

保険は全部の症状に使えますか?
症状に応じた決まりがあり、何が対象になるかは体の状態や医師の判断によります。はり・きゅうとあん摩マッサージ指圧では対象の考え方が異なります。のびのび訪問施術院は、はり・きゅうを施術のベースにしていて、保険はすべて鍼灸で算定します。

急に痛みが強くなったときはどうすればいいですか?
急に強い痛みが出た、しびれや力の入りにくさが広がってきた、発熱をともなうといったときは、施術より先に医療機関へご相談ください。

どこがつらいのかを整理してから読みたい場合は、部位別にまとめた訪問鍼灸マッサージで相談の多い症状|どこがつらいかで記事を探すが手がかりになります。持病のあるご相談は「持病や体の状態から探す|訪問鍼灸マッサージで何ができるのか」で詳しくご紹介しています。

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